All Categories - Anyway

3. August 2025 · essayistic
一か月あまりが経った。 「つもり」というのは、あてにならない。 心の整理をつけた、「つもり」でいるのに、悔しさはふとした拍子に、冷蔵庫を開けたときとか、バスに揺られているときとか、し...
1. August 2025 · poetic
遠くできこえる 砕ける音 不用意なことばに 切り刻まれ かたく閉ざされた扉に 名もなく立ちつくす いつか風は過ぎ ひかりは残る かたちを持たないこ...
28. Juli 2025 · poetic
たった一つの出来事 それだけで、世界が変わってしまうことがある 信じていたものが、音もなく崩れたとき、 何をよりどころにすればいいのか、 わからなくなる 「そんなの、...
23. Juli 2025 · poetic
あの日から 少しざらついている空気の粒 同じ道、同じ部屋、同じ時計の音 なのに、風だけが 知っている 窓辺の植物が少しだけ傾いている光の届かないほうへ 落ちた言葉が ...
「非政府」性が損なわれつつある―こうした言葉が今のNGOにとって、むしろ新たな現実を如実に物語っているようだ。 昔はよく聞いたものである、「政府のやることに対する反発」としてのNGO。 ...
書店の駐車場に入ろうとしたら 白い車がほぼ同時に滑り込んできた 見覚えがある 近くの飲食店の前に、よく止まっている車 たぶん、あの店の人なのだろう その車のかたちは、よく知っ...
28. Juni 2025 · poetic
尊い志に火をともして歩み出そうとした その先には新たな使命が待つ あなたは そう信じていた その一歩は遠く海を越えて呼ばれたはずだった けれど 門は静かに閉ざされた ...
27. Juni 2025 · poetic
黙っていたほうが うまくいくときもある でも それでも 見過ごせないことがある 人として礼節を欠いた言葉 独断的で一方的な決定 誰かの保身 誰かの無関心 ...
2. Mai 2025 · poetic
朝のひかりをふくんだ菜の葉を摘み 土のぬくもりを帯びたねぎや茄子を 湯気にゆらめく味噌にそっと溶かしてゆく その日々が、どれほど豊かだったか あの頃は、知ることもなかった ...
“Anyway”という言葉を、僕は「Have Faith Anyway.(それでもなお、信じなさい)」という詩を通して知った。 マザー・テレサが引用したことで広く知られたこの詩は、元々は...
ここに書くことは"超"個人的な話である。 ほとんどの方には何も面白くもなく、参考にならない、と思う。 それにしても、 僕は孤児だった ... のだ。 これまで意識してこなかったが...